【デリヘル情報】恋人気分で女の子と接しようブログ:171105
千歳での学生生活のために、
兄貴が一人暮らしを始めた。
我が家のテーブルには、
兄貴の椅子がポツンとひとつ…
食卓の一角がぽっかりあいた。
家が広くなったような気がする。
そして、
あたくしが分担する洗濯物が激減した。
あたくしは、兄貴がいないのを実感。
親父が、おとなしい。
あんなに怒ってばかりいたのに…
あんなに威張っていたのに…
今は落ち着きまでない。
一方、母親は以前より忙しくしている。
あんなに外で働くのを嫌がっていたのに、
兄貴の仕送りのため、
いそいそとパートの仕事に出るようになった。
帰って来ると、みっかに一度は、荷造りだ。
「野菜が高いからね。お兄ちゃん大変でしょ。
それに、スナック菓子だって、男の子は買いにくいものねぇ…」
まるであたくしに言い訳をするかのように、
丁寧に荷造りに励む。
隣りで、親父は、静かに新聞を読んでいる。
「お父さん、手伝ったら」
あたくしの声も、親父には届かないようだ。
家族って、たった一人いないだけで、こうも空気が違うものか。
あんなにけんかばかりしていた私も、
最近、けんか相手がいなくて、何だか変…
「早く帰って来ないかな。いたって、意地悪されるくらいだけど、
いないと調子がおかしくなっちゃう。早く帰って来てよ…」
そう、心の中で思いつつも、
今日も、親父と母親を気遣っている。
寂しいのは、あたくしばかりではないはずだから…
一週間ほど前、兄貴から電話があった。
「しっかり勉強しろよ。ふざけてると、大学に入ってから泣くぞ。
それと、お父さんとお母さんのこと、頼むぞ!」
そう言うと、切れた。
あたくしは、兄貴が、少しだけ好きになった。
いてもいなくても、兄弟。
いてもいなくても、親子なんだと、
あたくしは、実感した。